こんにちは！
愛知県稲沢市の野田営繕株式会社です。
一宮市・津島市など県内各地や東海3県をメインに、鉄道電気工事を手掛けています。
発電所でつくり出す超高圧の電気は、複数の変電所を経て適切な電圧まで低圧し、ビルや工場、家庭などへ送電します。
変電所は扱う電圧や設備形態など種類によって呼び方が異なるため、具体的に知っておくと良いでしょう。
今回は電気工事士の基礎知識として、変電所の種類と主な設備をご紹介します。

変電所の種類

変電所の種類は、電圧の大きさや用途などで働きや呼び方が異なります。
超高圧変電所が扱う電気は、50万ボルトや27.5万ボルトといった高い電圧です。
一次・二次変電所は、発電所や超高圧変電所と配電用変電所の中間にあたり、鉄道や工場へ送電しています。
配電用変電所では6000ボルトに変電し、小規模工場などへ送電しているのです。
変電所は屋外に設置する屋外変電所が最も多く、狭い敷地に設置できる屋内変電所、地上部を有効活用できる地下変電所もあります。
変電所は電力会社・大口電力需要家・鉄道会社などの用途によって、順に電力変電所・自家用変電施設・電気鉄道用変電所があります。

変電所の主な設備

変電所は変圧器・遮断器・断路器・避雷器・調相設備・計器用変成器・制御設備などが主な設備です。
変圧器は変電所のメインとなる設備であり、電圧の降圧や昇圧を行います。
遮断器は電力の送電・停止など、事故の際に自動的に切り離し送電を保護するためのスイッチであり、断路器は電気の流れていない回路を確実に切り離します。
避雷器は、異常電圧による電流を逃がして電気回路の保護を行い、調相設備は電気のバランスを改善し、効率よく使用できるように調整する設備です。
計器用変成器は高電圧・大電流を、計器や継電器に必要な扱いやすい電圧や電流に変換します。
制御設備は変電所に設置する各機器について、動作状況の監視・制御を行う施設であり遠隔監視も行えます。

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